平等じゃない世界に腹が立っていた。
青年海外協力隊みたいなものに参加したいなぁと十代くらいから思ってた。
高校生のとき、どうやったら苦しみのない世界にできるか考えたとき、
ふと思った事があった。
あ。外の世界がどんな状態でも、
自分の意識の世界が幸せだったら
みんな幸せになれるかもしれない。
そのサポートをできるのは、
心理学かもしれない。
高校卒業間近、心理学を勉強したくて大学を調べたけど、
私は親に高校も行かないって言ったでしょ?お金ない!って高校入学時に言われてたから、
大学にいくなら2部で働きながらしか選択肢がなかった。
でもとにかく、一方的に教えられることが嫌で嫌で、
学生時代は全く勉強しなかったから、働きながら勉強できる気がしなくて☺
大学は諦めた。
で、他の選択肢を考えたとき、
世界に出るには、英語勉強しとかないとなぁと思って、
高校卒業後英語圏にワーキングホリデーで行った。
日本に戻ってきて、
また違う国に英語力がもう少し足りないとおもって行ったところで
結婚して子供ができた。
家族ができるとどうしてもそっちを優先させられる。
夫によく、
なんでそんなに外の人には優しいのに
家族を蔑ろにするの?
って責められてた。
住んでいた国で社会福祉士の資格を取りたい(借金して大学入学したい)って言ったときも
家族が一番でしょ?
社会貢献は二の次でしょ?
って言われて。
それもそうか。とおもって。
子どもたちが大きくなったら休みの日に無料で英語教室でも開こうかなぁって考えながら過ごしてた。
そうやってなんの疑いもなく、この生活がずっと続くと思って生活してるときに、
私が一番人生で苦手で要らないと思っていた恋愛感情ってものに揺さぶられて気付かさせれて、
人生が変わった。
そしてその人のコアは私と完全に同じだという事を、
お互いの趣味、仕事、特技、経験、話したときのいくつものシンクロで確信してる。
同じ瞬間に同じことを考えて、感じてて二人で爆笑したり、
物事に対して同じ考え方を持っていて、私が意見を話した時(一般的には引かれたりぶっとんでると言われること。)
その人は首がとれちゃうんじゃないかと思うほど頷いて共感してくれた。
性格が私と真逆に見えるその人が私の一般的じゃない思考を話したときに、本当に共感してくれるから、そのたびに私は心底びっくりしてた。
仕事を選ぶ時も、きっと私と同じ観点で決めてるんだろうなってわかる。
この体と思考と得意な分野を使って一番社会に貢献できる仕事は何か。
そうやって私は自分に合う仕事を探してたけど、
同じように考えてて同じ結論に至って、
同じような職業を相手も私も経験してる。
昔から、恋人に求める条件はひとつで、
その条件に合う人とは付き合えなかった。
その条件とは、
私の人生を邪魔しない人。
だけどその人だけは邪魔しないで、応援してくれそうな気がするし、
同じ志をもって、隣に並んで一緒に進んでくれそうな気がする。