私は
褒められなかった。
だから自己肯定感とか自尊心は低い。
自分は無能なんだと思ってた。
だけど、そのおかげで能力を高めようとがんばれた。
気がついたら、器用な自分になっていた。
私は
お金のない。家庭で育った。
でもそのおかげでこの世に貧乏とお金持ちがいることが不平等だと、実感できた。
そのおかげで、世の中の不平等を本当の意味で平等したいと思えるようになった。
私は、
勉強が出来なかった。
でもそのおかげで、勉強ができない子の気持ちがわかる。
そして大人になってスペシャルニーズの子供達と関わって、勉強ができないことも障害があることも
単なる個性で、その子は何も悪くないということがわかった。
私の人生は、
全く思ったとおりにならなかった。
結婚も、出産も、離婚も。望んでなかった。
↑嫌だったわけじゃなくて、責任感の重さに潰されそうになったり、大事なものが増えると失う恐怖がつきまとうから。という理由で。
でもだから他の人がいろいろな状況になっていても、批判せずに、その人の真実を聞いてあげられるようになった。
振り返ってみると、結局は不幸だと思うような事を体験したくて、感じたくて、経験してたんだと思う。
そこから私はいろんな人の気持ちを解りたかったんだ。
そして解ったら、今度は同じ思いを今している子供や大人を助けるのが、これからの人生なのかもしれない。